ついに始動! PJS Season5からGrade1へ挑む「Rush Gaming」PUBG部門、初のチームインタビュー

INTERVIEW

ハイレベルなGrade1で、どこまで結果を出せるか

――PJSはシーズンを追うごとに、ますますレベルが上がっていると思います。Season5からGrade1で戦うことについて、どう感じていますか?

clockbox:
Grade1チームが多く参加しているTier1のスクリム(練習試合)に出始めた当初は、あまりに上手くいかなすぎて、チームの雰囲気も悪かったですね(笑)。最近やっと、少し良くなってきました。

正直に言えば、現状では残留できるかできないか、ギリギリのところだと思います。少し前のシーズンまでは、個人の力でなんとか戦える部分もあったと思うんですが、今は戦術面のレベルがかなり上がっていて、他チームの情報を含めた知識をしっかり持っていないと、勝つことができません。

その面で役に立っているのが、もともとTier1のスクリムに出ていたGBとNecoの情報で、今はその情報を少しずつチームで共有している段階です。でも、とにかく敵が強くて……。明らかに、Grade1とGrade2はまったくの別物ですね。

――clockboxさん以外は、オフライン大会への出場自体が初めてですよね。初のオフラインに対する気持ちはいかがですか?

Devil:
まだあまり実感が得られていなくて、何とも言えない部分もありますが、このメンバーでオフラインに行けることが嬉しいです。今のところは緊張よりも、楽しさの方が上ですね。

Moca:
僕は、プレッシャーを感じるほどモチベーションが上がるので、緊張というより楽しみな気持ちが強いです。

GB:
僕が前にいた「AKIHABARA ENCOUNT 4bonds」というチームは、18歳以下のメンバーが多くて、年齢的にPJSには出られなかったんです。その分、スクリムが実力を証明する唯一の舞台だったので、とにかく結果にこだわって、Tier1スクリムでも結果を出してきました。

オフラインに行って、緊張やプレイ環境の違いを言い訳にしたくないので、Season5までには絶対に仕上げるつもりですが、正直なところ今の実力では残留が限界だと感じています。

最近のシーズンでは、Grade2から昇格するチームのほとんどが元Grade1チームで、Grade1にいるチームがほぼ変わっていないのが現状です。その流れを、どうにか変えられることを目指しています。

――Grade1に上がっただけでなく、「Rush Gaming」として出場するということも含めて、プレッシャーを感じる部分もあるのではと思います。

GB:
「Rush Gaming」が『PUBG』に進出するというツイートの時点で、かなり拡散されていましたからね。

clockbox:
プレッシャーもありますけど、それも楽しんでやっていければいいかなと。何にも気にしてないような顔をして、すごくプレッシャーを感じている男もいるんで……。

Neco:
GBが一番気にしてるよね(笑)。

clockbox:
実はね、真面目なんですよ。いつも生意気なこと言ってますけど、それを言うのに必要な実力を努力で補っているタイプなので。

Moca:
このチームで一番、研究熱心なのがGBさんなんですよ。

GB:
前のチームでは、スクリムで結果を出す以外に有名になる方法がなかったんです。だから、毎日の練習をすごい大事にしていて。それもあって、動画を見返したりして、ずっと研究していますね。

――Grade2から昇格したチームが、Grade1で結果を出せずに降格してしまうケースも多いと思います。こうした点に関して、考えていることはありますか?

Neco:
Grade1とGrade2では、チームの戦術やファイトに対する動きのレベルが全く違います。だから、昇格したチームはそれに対応できなくて、すぐに降格してしまうんですよね。

Grade1は、勢いだけで勝てるグレードではないので、今はムーブを重視して、しっかり順位ポイントを取れるような動きを目指しています。

――ムーブの面では、他チームの動きに関する情報も重要になってきますね。

Neco:
そうですね。Grade2には、アナリストがいるチーム自体が少ないので、そういった面での差も大きいと思います。

clockbox:
スクリム中もオブザーバーに入って試合を見てもらっているので、試合の後すぐにフィードバックがもらえるんです。アナリストがいるかどうかで、全然違うなと感じますね。

昇格チームがぶつかる壁の1つ、ランドマーク争い

――Grade2からの昇格チームが苦戦する理由の1つに、ランドマーク(※)争いがあると思います。現状のランドマークについて教えてください。

※各チームが初期降下地点としている場所のこと。

clockbox:
もともと「BAR」のランドマークは、ErangelではPochinki、MiramarではPecadoだったんです。でも、Grade1では、Pochinkiは「Zoo Gaming / Penguin」の、Pecadoは「SunSister」のランドマークなんですよね。もともとGrade1にいるチームが譲ることはまずないので、被らないところに行こうと。

Neco:
Miramarは、前のチームで降りていた場所をベースにして、Minas GeneralesとLos Leonesの間に広く降りています。他チームと被らない街に降りようとすると、マップ端しかなくて、どうしても移動が難しくなってしまって。それで、海外チームを参考に、そこに降りるようになりました。

――Erangelでは、現在どこをランドマークとしていますか?

Neco:
MyltaとSevernyです。「SunSister」の逆に降りています。

――なるほど! ランドマークは同じだけれども、「SunSister」が降りない方に降りると。それは、もし読み違ったら……?

clockbox:
被ります。ほとんどないですけどね。でも、1回スクリムで被った時があって……。なので、どちらの街にも降りられるような絶妙な航路になった時、お互いのチームがどういう判断をするのか、楽しみにしておいてもらえればなと。

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